Going my way

海外旅行が大好きな半ニートの記録

Nirmal Hriday

4月25日以降、午前中はNirmal Hridayという施設で活動することに決めました。

本当はシスターに相談しないといけないのですが、登録証を確認されない限りは大丈夫だと思い、ローカルバスに乗ってNirmal Hridayへ向かいました。

(シスター、すみませんでした・・・)

 

 

*Nirmal Hridayとは

 Kalighat(カリガート)や、死を待つ人の家と呼ばれている施設。

 コルカタで有名なKalighat Templeの近くにあります。

 元々、路上生活者だった方が中心に生活しています。

 男女合わせて100人前後はいました。

 高齢の方が大半で、酷い怪我をしている方や自力で動くのが難しい方が数多くいました。

 

 

マザーハウスからローカルバスで片道8ルピー。

Kalighat Templeにお供えするお花などを売っている露店街を通り抜けた先に施設があります。

入り口には門番の男性が座っており、登録証を見せるように言われました。

『あ、マズい、これはバレる・・・』

内心めちゃくちゃ焦りながら、カードを見せました。

ところが、ボランティア日数を確認されただけで特に何も言われず、

無事に施設の中に入ることができました。

(シスター、本当にごめんなさい・・・(二回目))

 

 

Nirmal Hridayはマザーテレサが一番初めに建てた施設です。

そのため、ボランティア希望者がとても多く、時には人数制限がかかると噂に聞いていたのですが、私が行った時はピークから外れていたのか、そこまでボランティアの人数は多くなかったです。

欧米人のボランティアがほとんどで、日本人は私だけでした。

備え付けのエプロンの置き場所さえわからない状態だったので、活動初日は周りのボランティアの行動を観察するのに精一杯でした。

 

 

Nirmal Hridayのメインの仕事は朝の洗濯。

男女合わせて数百人分の衣服やベッドシーツ、枕カバーなどを洗剤が溶かしてある水道水の中でひたすら手洗いします。

ゴシゴシと擦ったりはしないのですが、乾燥機に入れる前に一つずつ手で絞っていくのが結構大変でした。

子ども服と違って、大人の服は大きくて生地が固めなので、すぐに手の平が真赤になってしまいました。

この作業を毎朝ここにいるシスターたちはやっているんだと思うと、頭が下がります。

乾燥機での脱水が終わったら、干すためにカゴに入れて屋上まで運びます。

山盛りの洗濯物を屋上まで運び、かんかん照りの太陽の下、みんなで手分けして干していきました。

4月のコルカタの太陽を甘く見てはいけません。

気温は恐らく昼前で38℃前後。

私は洗濯物を干し終わり、空っぽになったカゴを洗濯場に持っていく途中、階段でバランスを崩してしまい、派手に尻もちをついてしまいました。

(眼鏡割れなくてラッキー!笑)

多分、軽い日射病に罹ったのだと思います。

屋上で活動する際は帽子とサングラスの持参をおすすめします!

 

 

洗濯が終わるとボランティアのためのティータイムが始まりました。

特に決まってはいないのですが、だいたい朝の10:30~11:00くらいまで、全ての施設でティータイムというものがあります。

ミルクチャイ(もしくはインド風の甘い紅茶)、ビスケット、バナナなどを用意してもらえます。

チャイや紅茶を飲み、ビスケットやバナナを食べながら、ボランティア同士お喋りしたり、ゆっくりしたり、時間の使い方は自由です。

一カ所にボランティアが集まるので自然と会話に加わる感じにはなってしまうのですが。笑

 

 

ティータイムの後はお昼ご飯の時間まで、施設で暮らしている人たちと自由に接して過ごしていました。

話しかけたり、マッサージをしてあげたり、自主的に歩行練習を行っているボランティアもいました。

ちなみに部屋は男女別になっていて、男性がいる部屋で女性が活動することはできません。(その逆も不可)

おばあちゃんたちは普段、椅子に座って(座らされて)いるようで、ベッドで横になるのはご飯の後だけみたいです。

もちろん寝たきりのおばあちゃんもいましたが、人数は少なかったです。

てっきりほとんど全員ベッドで寝ているものかと想像していたので、正直元気なおばあちゃんが多くてびっくりしました。

簡易ベッドが室内に勢揃いしている様には多少衝撃を受けましたが、死を待つ人の家というよりは、簡易な老人ホームのようだと思いました。

 

 

11:30頃からお昼ご飯が始まります。

自分でご飯を取りに行けない人たちのためにご飯を配ったり、食事の補助をしたり、水を運んだりしました。

用意されるご飯は毎日カレーです。

いずれかのカレー(具は豆、魚、鶏肉、野菜のどれか)と、ご飯かチャパティアチャール(インド風の漬物)がセットになります。

もりもり食べる人もいれば、全く手を付けない人もいて、大人相手になんて声をかけるべきか悩みました。

シスターやマーシーに促されてようやく食べ始めてくれたのでホッとしましたが、自分の不甲斐なさに少し悲しくなりました。

 

 

食べ終わった人からベッドに移動します。

お皿やコップなどの洗い物をする係と、おばあちゃんたちをベッドに連れて行く係に自然に分かれました。

歩けない人はボランティアがその人のベッドまで座ってる椅子ごと引っ張って移動させるのですが、楽をしようとして、歩ける人まで椅子でベッドまで運んでほしいと言うものだから、この仕事には一苦労しました。

全員をベッドまで移動させると午前中の活動は終了です。

 

 

想像していた死を待つ人の家とは全く別物だったので、初日から学ぶことがたくさんありました。

中でも施設にいるおばあちゃんたちが割と元気だったのが驚きでした。

 

 

Shishu Bhawan

4月21日からShishu Bhawanで本格的にボランティア活動を始めました。

ボランティア活動と言っても相手は子どもたちなので、彼らの遊び相手になってあげるのがメインの活動でした。

ハンディキャップを持った子たちと接するのは今の私にはちょっと難しいなぁと前回実感したため、主に一階で活動することに決めました。

 

 

この一階で生活している子どもたちがとっても元気いっぱいで・・・。笑

人数は男女合わせて40人弱だったように感じました。

一緒にダンボのDVDを観たり、おもちゃで遊んだり、施設の中にある公園で子どもたちと一緒に汗だくになるまで遊んだりしました。

ボランティアに構って欲しい時は

『アンティ!アンティ!』

って呼んでくれるんですが、何人もの子から呼ばれると一体誰のもとに行けばいいのかわからなくて、そんな時は自然とボランティアの奪い合いが繰り広げられていました。笑

 

 

正直子どもと触れ合うのは苦手だったので、

『どう接したらこの子たちは喜ぶんだろう・・・』

と、初めのうちは頭の中でずっと自問自答していました。

ですが、

『答えなんて特にないんだよなぁ・・・基本自由だもんなぁ・・・』

と、開き直ってからは、マーシーから注意されない限り、自分なりに子どもたちと接して過ごしていました。

 

 

日本の子どもみたいに“たかいたかい”をしたら喜ぶかなーと思ってやってみると、見事に大喜びされて

『アバイ!アバイ!(もう一回やって!)』

と何度もせがまれて疲れたこと。

公園で遊んでる時、すべりだいで遊びたいと女の子にお願いされ、

自力では階段を登れそうになかったので手伝ってあげると気に入ったのか、その後何回もお手伝いさせられたこと。

一人の男の子が突然私の前でお歌を歌い始めたので、リズムに合わせてそれとなく一緒に歌ってあげるとめちゃくちゃ喜んで何回もリピートして歌ってくれたこと。

甘えたい盛りなのか、一緒に遊んでいる際に何人もの子どもが膝の上に乗ってきてくれたこと。

これら全てが私にとっては初めての経験であり、自分の中にあった子どもに対する抵抗感が徐々に徐々に薄くなっていきました。

 

 

マーシーの行動で驚かされた場面が一つだけありました。

食事の補助に入ったは良いものの、ご飯を食べながら遊んでいる始末で途方にくれていると、マーシーがお手本を見せてくれました。

そのお手本がびっくりするようなやり方だったんですよね。

遊んでいる子どもを自分の正面に向かせ、無理矢理口をこじ開けて、スプーンでご飯を次々に流し込んでいくという、日本ではあり得ない食事の補助の仕方でした。

当然泣き出す子もいれば、ご飯が飲み込めなくて口から溢れている子もいて、

『え、これがインド式なの・・・???』

なんて思ってしまいました。笑

 

 

一体何が正解で何が間違いなのか、

“文化の違い”という一言で片付けて良いのか、

そんな事を疑問に抱えながら、

翌週からはNirmal Hridayで活動してみようと決めました。

 

 

正式にボランティア登録しました

Shishu Bhawanで飛び入りのボランティア活動を行ったのは良かったのですが、

盗難被害のショックが遅れてやってきたようで、その後しばらくは部屋に引きこもってしまいました。

同じ部屋に泊まってる中国人の大学生は時々声をかけてくれました。

『今日はShishu Bhawan行かないの?』

『部屋で休みたい?』

行きたかったけれどどうにも気持ちが乗らず、ダラダラと引きこもっていました。

 

 

しかし、このままずっと部屋に居ても仕方ない、私は一体何のためにコルカタまで来たのだろう、そんな想いが頭をよぎり、次の水曜日に登録会に参加してみようと決心しました。

シスターに事情を話せばパスポート無しでも登録してもらえるかもしれないと思い、

4月19日の15:00すぎに登録会場のShishu Bhawanへ向かいました。

 

 

*登録会とは

 毎週月・水・金の15:00以降、マザーハウスではなく、

 Shishu Bhawanという施設でボランティア希望者の登録会が行われます。

 小さな用紙に名前、旅券番号、滞在先の住所、活動したい施設の名称、活動開始日、活動終了日などを記入します。

 記入が終わったら、その用紙をシスターに提出します。

 10~15分後にシスターに名前を呼ばれ、登録事項の確認をされます。

 その後、活動する施設の名称などが記載されたカード(登録証)とキリストの姿が描かれたペンダントをシスターから受け取ります。

 

 

登録会には一人で行きました。

いろんな国籍の外国人が群れている様を見て若干帰りたくなりましたが、

気持ちを奮い立たせて登録会の会場に足を踏み入れました。

中華系っぽい顔をした男の子が話しかけてきたのでボランティア登録をしたいことを告げると、登録用紙とボールペンを渡してくれました。

続けて、どこ出身か尋ねられたので日本だと答えると、

『Okay he is also Japanese!』

と言われ、近くにいた日本人の男性を紹介されました。

実は二人とも登録会のボランティアスタッフだそうで、中国人のKさんと日本人のYさんはそれぞれ中国人と日本人のボランティア希望者に登録のサポートを行っているとのことでした。

日本人のボランティア登録者の方が一人だけいらっしゃったので、

その人と二人でボランティア活動についてYさんに一通り説明してもらいました。 

 

 

 

パスポート番号を登録用紙に書いてもいいのかどうか判断できなかったので、Yさんに聞いてみました。

パスポートを盗まれた経緯を話すとめちゃくちゃびっくりされましたね。笑

そりゃびっくりしますよね、被害の合い方が地球の歩き方に載ってる体験談そのものだから。

後に失効されるパスポートなら書かなくてもいいんじゃないかという結論に至り、空欄のままシスターに提出しました。

 

 

 

待つこと数十分。

シスターに呼び出され、活動期間と活動場所を再確認されました。

その後、登録証である小さなカードとキリストの姿が描かれているペンダントを頂きました。

この時点では、4月21日~4月28日まで午前も午後もShishu Bhawanで活動するという内容で登録しました。

 

 

初めてのボランティア活動

元々私がコルカタに行った理由は、

マザーハウスでボランティアしたかったから』

ただそれだけです。

 

本当は一週間だけ参加して、その後はチェンナイとスリランカを旅して帰る予定でしたが、盗難被害に遭った際、パスポートも盗まれてしまったため、旅を続けることができなくなってしまいました。

 

 

被害に遭って二日後くらいに、私が泊まっていたドミトリールームに新しく中国人の女子大生が泊まりに来ました。

その子はマザーハウスでボランティアをするために3週間コルカタに滞在するそうで、今までに何度かマザーハウスでボランティアをしたことがあると言っていました。

『あなたはコルカタに何しに来たの?』

そう尋ねられたので、一人旅の途中であること、マザーハウスでボランティアをするためにコルカタへ来たこと、ボランティア登録のためにはパスポートが必要だが数日前に盗難被害に遭ってパスポートを失くしたこと、現金も自由に使えず途方に暮れていることなどを喋りました。

『旅を続けることはできないけど・・・、ボランティアなら登録しなくてもできるよ!』

『シスターは良い顔しないけど、登録しなくてもここから数分歩いたところにある子どもの施設でボランティア活動できるよ。午後からその施設に行くけど一緒に行く?』

部屋に居ても暇だったので、この子と一緒にマザーハウスから歩いて数分の場所にある、Shishu Bhawanという子どもの施設を覗いてみることにしました。

 

 

 

*Shishu Bhawanとは

 主に10歳以下の子どもたちが生活している施設。

 一階には比較的健康な子どもたちが集まっており、

 二階にはハンディキャップを持った子どもたちが集まっています。

 一階で生活している子どもの中にも不自由な足を引きずっている子が数名いました。

 二階で生活している子どものほとんどは(恐らく発達障害のため、)会話をするのが難しく、

 何か不満があるとボランティアやマーシーの腕を噛む、叩く、泣きわめくなどの行動をしていました。

 (私も何回か腕を噛まれそうになった)

 身体的なハンディキャップを抱えている子も多く、自分の力で自由に動けないため、

 トイレや食事、お昼寝の際にはボランティアとマーシーで補助を行っています。

 

 

ボランティア活動に参加できることは嬉しかったけど、正直子どもの相手をするのは苦手だったので、

人数が少ない二階で活動することにしました。

備え付けのエプロンをつけ、マーシーに何をすれば良いのか尋ねると、

『子どもたちと遊んであげて』

そう言われました。

子どもたちに英語はほとんど通じません。

なので、なんて話しかければいいのか、初めはわかりませんでした。

だけどベンガル語が話せない以上、英語で話しかけるしかないと開き直って、

『Hello,how are you? What's your name??』

などと話しかけてみると、話しかけられたことが嬉しいのか、

手を伸ばして握手を求めてきたり、にっこり笑ってくれました。

おてんばな子には眼鏡を盗られそうになったことも。笑

 

 

16:30頃に夕食が始まり、私も少しだけ食事の補助をお手伝いさせてもらいました。

元気よくもりもり食べる子もいれば、なかなか食べようとしない子もいました。

どうしても食べない子にはマーシーが無理矢理食べさせます。

 

 

みんなが夕食を食べ終わるとボランティア活動は終了。

初めて半日だけボランティアに参加することができ、不思議と充実感がありました。

話しかけてくれた中国人の彼女のおかげで、鬱々とした気持ちが少しだけ楽になりました。

 

盗難被害の事後処理

事後処理に追われていてブログの更新が滞っておりました。

原因については、下記の記事をご覧ください。

goingmyway.hatenadiary.com

 

5月20日にエポスカードから電話で盗難保険適用の連絡を頂きました。

キャッシングは補償外だと事前に言われていたのでめちゃくちゃ嬉しいです。

まぁ、もう一社不正利用されているのでまだ安心はできませんが。

※6月8日 追記

 楽天カードのセキュリティセンターから昨日メールが届きました。

 盗難紛失保険が適用され、返金処理と残高充当が完了しましたとのこと。

 楽天さんの連絡方法はどうやらメールのみみたいです。

 何にせよ、一安心しましたー。

 

 

 

5月9日の昼過ぎに無事帰国しましたが、家に帰ると保険会社とカード会社からの書類がたくさん届いていました。

今回は、海外で盗難被害に遭った後の事後処理に関してまとめます。

準備段階として、海外で盗難被害に遭った際は必ず近くの警察署に行って、Police Report(紛失・盗難証明)を手に入れましょう。

これがないと盗難被害に遭った証明ができず、保険金の請求や補償ができません。

加えて、スマホやカードなどを盗まれた際は急いでに各会社に電話して、利用停止・回線停止の手続きをお願いしましょう。

 

 

渡航先でするべきこと

 スマホを紛失⇒回線停止を依頼

  docomodocomoの電話機からかける場合、

      +81-3-6832-6600(無料)

      docomo以外の電話機からかける場合、

      国際電話アクセス番号を先頭につけた後、81-3-6832-6600(有料)

     国際電話アクセス番号・ユニバーサルナンバー用国際識別番号 | サービス・機能 | NTTドコモ

  Softbank+81-92-687-0025(有料、Softbankの電話機からは無料)

       24時間受付可、無休

  auauの電話機から電話する場合、

    +81-3-6670-6944(無料)

    au以外の電話機からかける場合、

    国際電話アクセス番号を先頭につけた後、81-3-6670-6944(有料)

    海外からのお問い合わせ番号 | 国際サービス:サービス・機能 | au

 ②クレジットカードを紛失⇒利用停止を依頼

  利用停止と同時にカード再発行の手続きもしてくれる会社もあります。

 ③パスポートを紛失⇒最寄りの大使館・領事館に駆け込む

  紛失・失効の届け出を提出し、再発行か渡航書の発行を依頼する。

 ④海外旅行保険に加入している場合⇒保険会社に電話する

  盗難被害に遭ったことを報告します。

  契約番号を尋ねれられるので、契約書を持っていると便利です。

  持っていなくても住所や生年月日などで照会してくれます。

  保険金請求に必要な書類を送ってくれるので帰国してから対処しましょう。

 

 

 

 

 

帰国後にしたことは、加入していた海外旅行保険会社に携行品損害の保険金請求、カード会社に不正利用の調査依頼、SIMカード・免許証・保険証・キャッシュカードの再発行、そして10年用パスポートの新規作成です。

余談ですが、コルカタの空港でのチェックインの際、

『これは何??パスポート!?嘘でしょ?笑』みたいなリアクションをされました。

更にトランジット先のデリーのイミグレではなかなか出国スタンプを押してもらえず、ドキドキしました。

FRROでもらったカラー刷りの出国許可の証明書は出国審査官に回収されました。

 

 

*帰国後にしたこと 

 ①携行品損害の保険金請求

  旅行保険に加入していたので、携行品損害の届け出を出しました。

  免許証の再発行費用や渡航書の発行費用、渡航書発行までに要した延泊費、

  領事館までの交通費なども保険金請求の対象になるらしいです。

  詳細は保険金の支払いが済んでから追記します。

 ※6月8日 追記

  保険金の支払いが一通り済んだので、結果を記載しておきます。

 【保険適用された費用】

  渡航書発行費、免許証再発行費

  盗難にあったサブバッグと携帯電話(iPhone6 64GB)

  宿泊費(予定していたチェックアウト日~渡航書発行の前日まで)

    領事館までの交通費

  (初めて領事館に行った日の往復分と渡航書発行のために再訪した日の往復分)

 【合計支払額】

  22,299円

  現地通貨の換算レートは保険会社によって異なると思います。

  また、携帯電話に関しては減価率が計算され、

  実際の購入費より若干少なめの金額しか支払われませんでした。

  これも保険会社によって異なるかと思います。

  なお、改めて手配した航空券、行く予定だったスリランカの観光ビザの取得費用などに関しては、保険適応外でした。

 

 ②SIMカードの再発行

  今回はauSIMカードを再発行してもらいました。

  再発行に必要なものは、本人確認書類(免許証など)と携帯電話の端末(本体)です。

  再発行にかかる事務手数料2,160円は使用料と合算して請求されます。

  端末は新品でも中古品でもどちらでも構いません。

  私は新品を買う費用がなかったので、中古品をネットオークションで買いました。

  付属品はなく本体のみでしたが美品だったので、

  送料無料にしてもらうことを条件に19,000円で落札しました。

  取引を手伝ってくれた友人に感謝してます。

 

 ③カード会社に不正利用の調査を依頼

  不正利用の調査依頼をするのが何よりも重要で、早急に行った方が良いです。

  保険が適用されるかどうか判明するまで時間を要するので、

  調査が間に合わなければ、利用された金額を一旦支払う必要があるからです。

  もちろん、保険が適用された場合、支払った金額は全額返ってきます。

  利用停止の連絡をした際に、調査依頼の用紙の送付手続きを同時に行ってくださる会社もあれば、帰国後に別途連絡しなければならない会社もあるので、注意してください。

  加えて、キャッシング枠の不正利用は原則、保険適用対象外です。

  キャッシングの利用にはPINコード(暗証番号)が必須ですので、

  悪用されたとしてもPINの管理が甘かったと見なされ、原則、カードの名義人に返済義務が発生するそうです。

  ですが、スキミングやカードの複製、犯人が適当に入力したPINが偶然一致してしまったなどのケースもあると思うので、このあたりの判断はカード会社次第かと思います。

 

 ④免許証、保険証、キャッシュカードの再発行

  免許証は近くの警察署か運転免許試験場に行けば、再発行してもらえます。

  警察署で申請した場合は免許証を受け取るまで数日かかりますが、

  運転免許試験場で申請すれば、即日で受け取ることができます。

  再発行には指定の金額の証紙が必要です。

  証紙を購入する際は窓口の方にお願いして、領収書を書いてもらいましょう。

  ※再発行費用を保険会社に請求するため。

  保険証は最寄りの役所に行って手続きしましょう。

  再発行の手数料は無料です。

  私の場合、申請した日の翌々日くらいに簡易書留で届きました。

  キャッシュカードの再発行は時間とお金がかかります。

  まず、キャッシュカードを紛失した旨を取引店(口座開設の際に利用した店鋪)に連絡してください。

  その後、通帳と届出印と本人確認書類を持って、取引店か最寄りの本支店に行き、キャッシュカードの紛失申請と再発行の申請を行ってください。

  再発行の手数料は1,080円でした。

  新しいカードのお届けは最短でも申請してから2週間はかかると言われました。

  ※6月8日 追記

   5月末にようやく新しいキャッシュカードが簡易書留で届きました。 

     申請をしてから数日後、

     口座開設に利用した店鋪から回答書という書面が届きました。

     この書面を返送しないと内部での処理が完了しないようです。

 

 

 

パスポートの申請に関しては端折ります。

以下のリンクで申請から受領までのプロセスが確認できるので、

必要に応じて参照ください。

www.mofa.go.jp

16,000円を払って、泣く泣く新しいパスポートを発行してもらいました。

こんな災難に遭っても海外に行こうとする私は我ながら病気だと思います。笑

 

 

 

事後処理に関しては以上です!

 

睡眠薬強盗に遭ってから帰国するまでの話

一つ前の記事ではインド・コルカタ睡眠薬強盗に遭った詳細を書きました。 

goingmyway.hatenadiary.com

 

今回は被害に遭ってから帰国するまでの経緯についてまとめます。

私の場合、現金やクレジットカード以外に身分証であり、出入国に必要なパスポートも盗まれました。

また、唯一の連絡手段である携帯電話まで失いました。

(貴重品を全部盗まれるとは思ってなかった)

 

 

 

 

まず、パスポートを失った場合、パスポートの再発行か帰国のための渡航書(TRAVEL DOCUMENT)の発行を大使館か領事館に依頼します。

パスポートの再発行は東京の外務省を通じて行われるため、2~3週間ほど時間を要すると言われました。

帰国のための渡航書は必要書類と手数料が揃えば、即日発行が可能だと説明を受けたので、帰国のための渡航書を発行してもらうことにしました。

 *帰国のための渡航書(TRAVEL DOCUMENT)発行に必要なもの

  ①本人確認書類(運転免許書や戸籍謄本、または戸籍抄本)

  ②帰りのフライト情報が記載されたE-チケット

  ③警察が発行する紛失・盗難証明書(Police Report)

  ④写真3枚(サイズに規定有り)

  ⑤パスポート紛失・盗難申請書

  ⑥渡航書発行申請書

申請書は大使館・領事館でもらえます。

Police Reportは私の場合、領事館で紹介して頂いた警察署で取得しました。

幸いにも日本人宿であるサンタナコルカタに宿泊していたため、Police Reportの元になる文書はサンタナさんで作成して頂きました。

顔写真はサダルストリートで見つけた写真屋さんで撮影してもらいました。

確か、9枚で60ルピー前後だったと思います。

一番苦労したのは本人確認書類の取得です。

日本から持って行ってた運転免許書もカード類と一緒に盗まれたため、日本から戸籍抄本を取り寄せるしか本人確認を取る方法がありませんでした。

戸籍抄本を領事館宛にFAXかメールで送ってくれるよう、家族に依頼していたのですが、送付方法がわからないの一点張りでなかなか送ってもらえませんでした。

最終的には領事の方から家族に連絡してもらい、最寄りの市町村役場に相談に行くように説き伏せて頂きました。

結果、4月25日にようやくFAXで戸籍抄本が届きました。

 

 

 

家族への連絡の取り方についてですが、携帯電話を失ってから数日間は宿泊先のゲストハウスや領事の方が持っていた業務用の携帯電話を借りて電話してました。

しかし、家族へ電話をかける頻度が多くなってしまったため、サダルストリート付近にあるISD(国際電話)のプリペイドSIMカードを売っているお店で、簡易な携帯電話と一緒に約3000ルピー(2時間分のチャージ料含む)で購入しました。

また、現金の獲得に関してですが、日本人宿サンタナの場合、日本口座に現金を振り込んでもらうと宿泊先で現地通貨を獲得できるというシステムがあったので、存分に利用させて頂きました。

 

 

 

インドを出国する場合、渡航書が出来上がってからFRROという外国人登録所で出国許可(Exit Permit)をもらう必要があります。

登録所に必要書類を持っていく前に、ビザ申請と同じような要領で、まずはFRROのオンラインフォームから出国許可の申請をします。

 *FRRO(Foreigners Regional Registration Office)Online Application Forms

   http://indianfrro.gov.in/frro/menufrro.jsp

上記のURLをGoogle検索してもらうとオンラインフォームのトップページが出てくると思います。

入力項目が多く、意味がわからない問いもいくつかありました。

また、顔写真のアップロードやResidence Proof(滞在の証明書、別名FormCとも言う)の添付が求められるので、自力ではかなり難しいと思います。

全ての処理が完了するとAppointment Date(書類を持参する日)の選択画面が現れるので、都合が良い日を選びます。

その後、入力したフォームを印刷し、その他の必要書類と一緒に登録所へ持参します。

 *FRROへ持参する書類

  ①印刷したApplication Form

  ②帰国のための渡航

  ③Embassy Letter(渡航書を発行する際に領事館で作成してくださいます)

  ④紛失・盗難証明書(Police Report)

  ⑤帰国のフライトのE-チケット

  ⑥Residence Proof(滞在していることがわかる証明書を持っていく、FormCという書面のコピーが一番良いと思います)

  ⑦顔写真1枚(渡航書に用いた写真と同じサイズのもの)

 

コルカタのFRROは月~金の11:00am-4:00pmが開館時間だったので、午後12時過ぎに行きました。

外観からは想像つかないほど質素な事務所だったので本当にここがFRROなのか不安になりましたが、書類を渡して待つこと約3時間。

出国期限がサインしてある渡航書と、パスポートを紛失した旨が書かれているA4カラー刷りの証明書を渡されました!

(なんと、事務手数料は無料です!)

5月2日、これでようやくインドから日本に帰る準備が整いました。

 

 

 

 

非常に長くなってしまいましたが、以上が日本に帰国するまでに必要な手続きです。

パスポートだけは絶対になくしたり、盗まれたりしないように注意してください!

ビザが必要な国でパスポートを失うとすぐには帰国できないので大変ですよ・・・!

 

 

*在コルカタ日本領事館

 Consulate General Of Japan

 55,M.N.Sen Lane,Tollygunge,Kolkata-700040,India

 TEL:+91 33-2421-1970    FAX:+91 33-2421-1971

 ※メトロのTollygunge駅のGate1から地上に出て、右方向に10~15分程歩くと二車線道路がある左側に領事館があります。

 

*FRRO(Foreigners Regional Registration Office)

 237,AJC Bose Road,Kolkata-700020,West Bengal,India

 TEL:033-2290-0549(電話しても繋がらないことが多い)

 ※メトロの最寄り駅はRabindra Sadan駅。徒歩5分くらい。大きな看板が出ているのでわかりやすいです。

 

 

インド・コルカタで睡眠薬強盗に遭った話

昨年旅したインド・ネパールの話が途中までしか更新できていませんが、ここで新しい記事を投稿したいと思います。

 

実は4月5日~5月8日まで再びインドに行ってました。

今回は一人でデリー▷バラナシ▷コルカタの順に旅しました。

本当はコルカタの後、別の地域を旅する予定だったのですが、記事のタイトル通り、まさかの睡眠薬強盗に遭ってしまい、ほとんどの貴重品を盗まれました。

まだ記憶が鮮明なうちにブログに残しておけば、きっと今後海外一人旅をする人にとって参考になるだろうと思い、記事の順序が乱れてしまいますが、このタイミングで記録しておきます。

 

*被害に遭った日時

 2017年4月13日 午後13:00~14:00頃

*被害に遭った場所

 Netaji Subhash Chandra Bose International Airport付近のHaldiramsというフードコートの店内

*盗まれた物

 パスポート、携帯電話、充電器、財布、現金(少額の日本円とルピー)、クレジットカード、日本のキャッシュカード、日本の運転免許証、日本の定期券

*被害当日の状況

 4月13日の午前10時頃、Victoria Memorial Parkへ観光に行きました。

 内部の見学を終え、St.Paul Churchへ行こうとしていた際、一人のインド人男性に記念写真を撮ってほしいと英語で声をかけられました。

 何枚か撮ってあげてスマホを返すと、次はどこへ行くの?と尋ねられたので、教会に行く旨を告げると、自分もそのつもりだったと言い、結局一緒に行くことに。

 教会に到着するまでにいろいろなことを話しました。

 彼はChennaiから一人旅に来ており、コルカタの後はJaipurに行こうと思ってる、実は京都に彼女がおり、再来月に会いに行こうと考えている、などなど・・・

 これまでに良いインド人しか出会っていなかったので、一人旅仲間の人間に出会えたと思って、すっかり気を許してしまいました。

(身なりは小綺麗で、人の良さそうな人相をしていました)

 

 教会の見学を終えた後、暑いからタクシーを使って観光しないかと提案されました。

 酷暑の中歩き回るのは辛いと考えていたのでその提案を受け入れ、教会の近くの大通りで拾ったA/Cなしの黄色いタクシーで、Eden Garden、第二ハウラー橋、ハウラー駅、Howrah Bridgeを彼と一緒に巡りました。

 12時を過ぎた頃、このまま昼ご飯を食べに行かないかと言われました。

 完全に気を許していた私はその提案を快く受け入れ、事件現場のHaldiramsへ向かいました。

 

 13時過ぎに到着し、フードコートの店内に入ると、貴方はローカルの人間じゃないから私が代わりに選んで持ってきてあげると言い、そのままカウンターに行ってしまいました。

 10分ほど経過した頃、大きめのプレートにロティやいろいろな種類のカレーを入れて持ってきてくれました。

 それと一緒に蓋の空いた小さなミルクシェイクも二人分持ってきました。

 ロティを食べていると、冷たいシェイクが温くなってしまうから早く飲んでしまおうと言われ、相手が一気飲みしていたので特に怪しいと思わずに私も一気飲みしてしまいました。

 

 シェイクを飲み干した後、再びロティを食べていたはずが、いつの間にか自分が眠ってしまっていたことに気が付きました。

 同時に、対面に座っていたインド人男性の姿がないことに気が付き、これは貴重品を盗まれたかもしれない・・・と思い、鞄の中を確認すると、パスポートなどの貴重品をまとめて入れていたサブバッグとE-チケットを入れていたジップロックがなくなっていました。

 

 実はその後の記憶は断片的にしかなく、車に乗せられどこかに連れて行かれる場面と女性に両脇を強く抱えられた場面しか覚えておらず、次に会話ができるくらい意識が戻ったのは在コルカタ日本領事館で領事の方に、

『ここがどこだかわかりますか?日本国領事館です』

と話しかけられた時でした。

 

 後に領事の方が教えてくださったのですが、知らない(恐らく地元の)インド人女性の方が日本領事館に電話してくださり、その後わざわざ近くのPolice Stationに私を連れて行ってくださったそうです。

 そして、警察と領事館の話し合いの元、警察の車で領事館まで運ばれたとのことです。(私の両脇を掴んでいたのは婦人警官の方だったのでしょう)

 領事の方から明日の11時に再度お越しくださいと言われた後、既に外は真っ暗だったので、この日は領事館の車で宿泊先のゲストハウス(サンタナコルカタ)まで送って頂きました。

 更にクレジットカードと現金を盗まれ一文無しになった私を見かねて、領事の方が個人的に2000ルピーを貸してくださいました。

 

 サンタナコルカタに着いて事情を説明したところ、とても驚かれ、生きてて良かったですねと言われました。笑

 ミルクシェイクに混入されていた薬の影響なのか、しゃっくりがなかなか止まらず、憂さ晴らしに飲んだキングフィッシャーと夕食を寝る前にほとんど吐いてしまったのはよく覚えています・・・。

 

 

 

被害に遭ってから帰国するまでに関しては、改めて別の記事にまとめます。

意識を失っている間の記憶が全くないので、本当に怖い経験をしたと思っています。

意識がない間にどこか知らない場所に連れて行かれたり、レイプをされる可能性は十分にあったにも関わらず、見ず知らずの良い方に適切に保護して頂けたのが不幸中の幸いでした。

海外一人旅が好きな方、特に女性は本当に気をつけて行動してください!

 *海外を旅する時の二大原則

 ①知らない人にはついていかない

 ②知らない人から物をもらわない

この二点を常に頭の片隅に置いて、自由な旅を楽しんでください!!